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【書評】恋愛工学から学べる事・学べないこと

 こんばんは。

 

男たるもの、日々女の子にモテるためにはどすればよいかを常々考えていることと思います(特にモテない男子は)。モテ系の本は数多く出版されていますが、一回くらいは読んでおいたほうが良い本を紹介します。

 

 恋愛工学といっているけれども

今回紹介するのは、恋愛工学で有名になった藤沢数希氏のこちらの本。

ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎単行本)

ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎単行本)

 

主人公の渡辺は、弁理士であり、広告代理店勤務の彼女がいたのだが、ある日彼女が浮気されていることが発覚。なんとか彼女の気持ちを繋ぎとめようと高価なプレゼントを贈るも、そのまま音信不通になってしまうというところから物語は始まります。そんなモテない渡辺は、ある日、永沢という一人の男性に出会い、彼から恋愛工学というものを学んでいき、次第に多くの女性を手にするモテ男になっていく。

そんな物語のなかに、男が女にもてるための様々なノウハウがちりばめられています。基本的には、その他のいわゆるモテ本に書いてある「心理学」系の知識なので、目新しいわけでもなく、また、「工学」と呼ぶべきものなのかやや疑問ではある。

納得できる部分も多々ある

ということで、恋愛工学なのか恋愛心理学なのかわからないが、読んでいて納得できる部分は多くあります。簡単に整理しますと以下のようになります。

モテの公式:モテ=ヒットレシオ×試行回数

ヒットレシオ(1回あたりの成功率)と試行回数の積でモテる量が決まる。重要なのはこれが掛け算であることで、どんなにハイスペックでモテる要素があっても、試行回数が少なければモテない。また、ヒットレシオが低いモテない男でも、試行回数を増やすことで、モテるようになる。

これはモテに関わらずあらゆる事象に共通で不変の真理なのでしょうが、それだけに実行に移せる人は多くない。*1

モテに関する生物学的考察

作中で、グッピーの水槽内での実験を題材にして、メスは(ルックスなどではなく)セックスを多くしているオスに惹かれるということが解説されています。

どう見てもイケメンでないのに、例えば昔彼女がいて同棲までしていたんだという話をすると、それなりに女性経験があり、オスとして認識されるらしい。逆に、ハイスペックな男性でも、恋愛経験ゼロだと伝えると、性的魅力が感じられずメスが離れていくという。

ここから得られる教訓は、たとえ恋愛経験ゼロで童貞であったとしても、それを表に出してはならず、根拠は無い自信をもって女性を口説く必要があるということなのだろう。

恋愛心理学

作中では、多くの恋愛心理学系のテクニックが紹介されており、これらを駆使して女を口説くのが恋愛工学らしい。これは工学なの?とも思うし、そこらじゅうの本で既に示されているので、簡単に項目だけ整理する。

 

 

情報商材としては素晴らしい

さて、こう言ったモテ本としては典型的ではあるが、主人公の渡辺は恋愛工学を身に着けることにより徐々に女にモテ始め、最終的にはテレビにも出るようなモデルをセフレにするというレベルに達する、となっている。まあ、フィクションだからこういう展開になるわけだが、これは情報商材にはよくありがちなものである。その特徴としては、

  • 世の中の大半の人は何も考えていない情報弱者であると考える 
  • 華やかな世界をイメージさせ、さもそれが誰でもできるかのように誘導し、情報弱者をカモにする
  • 入り口は低コストで敷居が低く、努力次第なように見せかけ、信じ込ませたところで高コストに持ち込む
  • よく分からないが、それっぽいカタカナ語を並べる。

といった感じであり、典型的な情報商材の要素を含んでいると思われる。また、いわゆる多くのモテ本にあるようにテクニックを項目別に整理して解説するのではなく、あくまで物語として読ませるあたり、まるで「お金持ちお父さん貧乏お父さん」のようであり、正直うまいとも思う。ある意味、そのような商材をどうやったら作れるか?を研究するには良い教材だろう。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

 

 

さて、とりあえずナンパでもしてみるか

ということで、参考になる部分や怪しげな部分が混在している本ですが、読んで何もしなかったら全く意味がないわけでして、やはりこの本を読んだことをきっかけにとりあえずナンパでもしてみようかと思います。

*1:ちなみに、この式はブログのPV数にも当てはまるのでしょう。下手な記事でも継続するとPV数が増えるように